はじめに
松田 : そうですね、2005年に始めたのは色々な楽曲がたくさん生まれてくるのに、なかなかライブでやれない曲とか、はたまたその当時1回もやっていなかった曲もあったので、例えばアルバムのツアーとか、いろいろなフェスやイベントではなかなかやれないような曲達だけを集めて、年末にバックホーンが好きな人たちと、バックホーンを愛する人たちのためのイベントとしてやりましょう、と開催したのが最初ですね。Vol.0は恵比寿リキッドルームで開催しました。そこからその都度その年ごとに、変わっていきましたけど。
松田 : これ結構面白いですよ。最初は恵比寿リキッドルームでやって、去年は新木場スタジオコーストで二倍以上のキャパシティになってるんですけども、マニアックな事とたくさんの人が来るというのは、反比例してるわけじゃないですか。
岡峰 : そうですね。矛盾してる。
松田 : 矛盾してますよね。だってマニアックというのは本当に好きな人に向けて突き進んでいく事だし、それは人数がどんどん偏っていく可能性がありますからね。
菅波 : でも、海外も含めたら王道は王道ですよね。
松田 : 実は存在する企画の中ではオーソドックスな。
岡峰 : 自分達で言ったら「何処へ行く」やっちゃってますからね。
松田 : 確かにね、確かに!それはありましたね。スピードスターレコーズの周年イベントで。
菅波 : チャレンジってことなんですかね。
松田 : ありますあります!東京オリンピックがあったりだとか、様々な老朽化の問題もあります。渋谷公会堂も、我々がライブを行った後にすぐ改修になったりだとか、ホールツアーの東京公演の会場となる中野サンプラザも、改修工事が始まるのではないかという噂がちらほら出ていますし。そのような問題があるわけですよ。
菅波 : そんな問題がね。
岡峰 : 単純に会場(新木場スタジオコースト)が取れなかったんじゃ?
経緯は、今回新木場スタジオコーストがおさえられなかったと。しかし、マニアックヘブンは開催したい!以前からマニアックヘブンとキネマ倶楽部の雰囲気が合うのではないかと話をしていたため、今回キネマ倶楽部にて開催したいなと。 というわけで、皆さんはキネマ倶楽部に行ったことありますか?
松田 : 雰囲気はどうですか?
岡峰 : いい感じですよ。
松田 : バックホーンとキャバレー感は合いそうなイメージありますもんね。
岡峰 : 鶯谷という街自体にも(バックホーンが)合いそうですよ。
菅波 : おおー、そうなんですね。
松田 : 会場は三日間抑えていますけれども、二日目はギャラリーのみとなりますので、通常のライブは一日目、三日目となります。会場のキャパシティーだけでいいますと、新木場スタジオコーストよりも縮小されていますが、三日間での開催にすることで、より皆さんに楽しんでいただこうと、我々考えたわけです。三日間全日祝日です。大切な日も入っているかもしれません!24日が大切だという人もいると思います!
山田 : 何の日ですか?
松田 : クリスマス・イヴですか?
菅波 : 何の日ですか(笑)
山田 : 事務所の策略じゃないのかな?(笑)
岡峰 : マツ、言ったんじゃないの?(笑)
松田 : いや、俺は言ってない。
菅波 : いや、マツは言ってるよ、多分(笑)
岡峰 : 多分(笑)
松田 : だってライブでいいでしょ?これ。ライブ、ギャラリーで。
続きまして、オリジナルドリンク!メンバー考案でアルコール二種、ソフトドリンク二種ということでやっております。
菅波 : 大体定着してやっていたけど…
岡峰 : アルコール班とソフトドリンク班はね。
菅波 : そろそろ変えてみますか?
山田 : 逆にしてみますか。
松田 : これまでは山田・岡峰がアルコール、松田・菅波がソフトドリンクでしたけれどもそれを逆にしてみますか。いやー、でも危険なことがあるんですよ。休日ですしお酒飲みながらライブみたいと言う人もいるじゃないですか。これまでは山田・岡峰と言うアルコールを知っている人が本格的な部分も楽しんでもらえる部分も含め作っていたのですが今回菅波と言う甘党な方が!
岡峰 : 途中段階で美味しいものができても、これマニアックじゃねーなって(笑)
松田 : 美味しいものができていいんですからね!
菅波 : どんどん壊していくクラッシャー山田なんでね。でもそれを楽しむ醍醐味みたいな。
山田 : お客さんは皆わかってきたかもしれない。
松田 : 山田さんがもし本気でそのポジションに行くんだったとすれば、僕はショットでいいんじゃないかと思ってるんですよ。あれは肝試しのドリンクでは無いですから。
松田 : いろんなとこで意見を聞いたところ、マニアックヘブンのグッズは田舎のヤンキー感がすごいと言う意見を聞きましたからね(笑)
山田 : 黒金ですからね。イメージカラーを変えていくというのもありますけどね。ロゴの色は変えないけど、Tシャツの背中の色は変えてもいいんじゃないかと思ったりとか。Tシャツ、タオルは作りますね今年も。リストバンドも作りますね多分。
松田 : 昨今どうなのですかリストバンドは。
岡峰 : 我々の通常のグッズでは出してないから、逆にマニアックヘブンでは作るとか。
ということで今回のマニアックヘブンですけれども、日によっては抽選になってしまうこともあるかもしれませんが、楽しんでいただけたらと思います。また、東京だけでなく、地方でまたマニアックヘブンを見たいという声もいただいてますので、20周年のタイミングで、出張マニアックヘブンを考えていこうかなと思っております。地方の方で、なかなかマニアックヘブンに来られない方も、是非期待していただけたらと思います。 何はともあれ、クリスマス・イヴ・イヴ、クリスマス・イヴ、クリスマスの3日間様々なご予定はあるかと思いますけれども、ぜひバックホーンのためにお時間を割いていただけたらと思います。年末にキネマ倶楽部でお会いしましょう!